ゴルフのハンデの決め方(女性・中級者・上級者)
2017.01.12[木]
ゴルフは老若男女に愛されるスポーツですが、腕前のレベルは人それぞれ。
ですから一緒にゴルフコースを回る組には、上手い人も下手な人も混ざる可能性があります。
そこで、プレー結果の数字から足したり引いたりするハンディキャップ(ハンデ)の登場です。
ハンデにより実力差を均等にすれば、初心者でも上級者に勝てることがあるので、ハンデについて知って、よりゴルフを楽しむことが出来るでしょう。
■公式なハンディキャップは日本ゴルフ協会 (JGA)の規定あり
プレーヤーの潜在技量を示す正式なハンデは、日本ゴルフ協会 (JGA)が定める規定(全米ゴルフ協会ハンディキャップシステム準拠)によって決められます。 正式名称は「JGA/USGAハンディキャップインデックス」で、オフィシャルハンディキャップとも呼ばれます。
プレーヤーは認可を受けたゴルフ倶楽部に所属して、5枚のスコアを提出し、既定の計算方法に基づき算出された数字の小数点第1位までを出します。 ハンデの数字を記したJGA/USGAハンディキャップインデックス証明書も発行されます。
ハンデが10以下のゴルファーはシングル、0でスクラッチプレーヤーと呼ばれて上級者と見なされます。中級者はそれ以下で、ハンデ10以上~になり、スコアで言うと80~100前後が中級者と言えるでしょう。
正式な大会では、このオフィシャルハンディキャップが適用されます。
■仲間内のコンペなどではプライベートハンディキャップを採用
公式大会ではないコンペなどでは、オフシャルハンディキャップは必要ありません。
ただ、誰もが納得いくハンデを幹事が出すのは難しいので、プライベートハンディキャップ、または略式ハンデなどと呼ばれる簡単なハンデの算出法があります。
それは、18ホールの中にハンデ算出用の隠しホールを設定して、そのスコアからハンデの数字を導き出すやり方で、計算方式によって「ペリア方式」や「新ペリア(ダブルペリア)方式」などがあります。
■女性は5打マイナスなど独自のハンデを設定してもOK
コンペでは、上記の「ペリア方式」「新ペリア(ダブルペリア)方式」などを使ってハンデを算出しても良いですが、女性はさらに5打マイナスや、飛び抜けた上級者は5打プラスなど、独自のハンデを設定してゲームを楽しくするのもありです。
ゴルフをより楽しくしてくれるシステムが「ハンディキャップ」なので、よく理解して適切なハンデでラウンドして下さい。