運動音痴でも出来る!?ゴルフに運動神経は必要?
2017.11.27[月]
運動音痴でもゴルフは上達する?
みなさんの中には、「社会人になったし、ゴルフでも始めようかな」と思っている方もいるのではないでしょうか。
確かに、ゴルフはスポーツという面だけでなく、仕事に役立つ場面が多々あります。
例えば、ゴルフは年配の男性になればなるほど好まれる傾向にあります。
そのため、みなさんが営業職などに従事している場合、ゴルフをしていることで得意先の方と話が弾むこともあるでしょう。
しかし、ゴルフを始めようとするときに、大きな壁となるのが「運動神経」ではないでしょうか。
「私、運動音痴だしゴルフやっても笑われるだけだから」、と諦めてしまう人も多いです。
そもそも、運動音痴でもゴルフを上達することはできるのでしょうか。
そこでまずは、運動音痴の方がゴルフを上達するための秘訣を紹介します。
・とにかくゴルフ場に通おう!
運動音痴の方は、どうしても「私、運動音痴だから」というイメージが先行してしまい、上達したいと思っているにもかかわらずなかなか行動しない傾向にあります。
しかし、それは非常にもったいないことです。
ゴルフというスポーツは、体で覚えることも非常に多いスポーツです。
そのためには、何回もゴルフ場に通って、何球も球を打つ必要があります。
「ゴルフが上手くなりたい」と思っている方は、まずはぜひゴルフ場に行きましょう。
コースでなくとも、打ちっぱなしでも構いません。
・考えながら打とう!
例えば、せっかく打ちっぱなしに通い始めたとしても、いつまでたっても「遠くに飛ばすこと」を目的にしていても上達することはできません。
最初は、ゴルフを楽しむためにそれでも良いでしょう。
しかし、ある程度回数を重ねてきたらそれではいけません。
ドライバーを使うにしても、アイアンを使うにしても、だいたいどの辺りに飛ばしたいのかということをイメージして、そこに飛ばすように努力しましょう。
最初は、なかなか上手くいかないでしょう。
しかし、自分の理想通りのところに飛ばすことができたときの快感は忘れることができないです。
頭で考えながらプレーをしましょう。
・ドライバーから練習しよう!
ゴルフには、大別すると「ドライバー」、「アイアン」、「パター」の3種類のクラブがあります。
その中で、最初に練習するのはドライバーにしましょう。
ドライバーは、一番球を飛ばすことができるクラブなので、練習していて気持ちいいですし、ドライバーを安定して打つことができれば、コースに出ても茂みに入ってしまったり池に落ちたりという可能性が少なくなります。
ドライバーで、左右に曲がることのない真っすぐな球を飛ばすことが、ゴルフ上達の近道です。
・コースに出たら楽しもう!
最後は、実際にコースに出てからの上達方法です。
コースに出たら、ゴルフを楽しみましょう!
楽しむことが、ゴルフ上達の近道です。
確かに、先ほど説明したように、コースに出ても考えながら打つことは必要です。
しかし、最低限のことだけイメージしておいて、あとは目一杯ゴルフというスポーツを楽しんでください。
例えば、取引先の人とゴルフをすることになったとします。
もちろん、最低限のマナーや気遣いというのは必要です。
しかし、ずっとしかめ面をしながらコースを回っている人とゴルフをして、相手の方は楽しいと思えるでしょうか。
ゴルフという同じスポーツを好きな者同士、思いっきりゴルフを楽しみましょう。
それが、一緒にゴルフをしている方を楽しませる方法であり、ゴルフを上達するためにもっとも効果的な方法です。
運動神経とスポーツの関連
もっとも、みなさんがイメージしている通り、スポーツと運動神経には大きな関連性があります。
そこで次は、運動神経を必要とするスポーツの例を具体的に紹介します。
・野球
運動神経が必要なスポーツの代表として挙げられるのは、「野球」です。
野球もゴルフと同じように、球を扱う球技ではありますが、その本質は大きく異なります。
ゴルフは、基本的に球を正確に打つということが求められますが、野球は「打つ・投げる・捕る・走る」と、さまざまな要素から成り立っています。
そのため、ゴルフと比べて野球は運動神経が必要とされる傾向にあります。
・サッカー
次は、「サッカー」です。
サッカーは、野球ほど多くの要素が必要になるわけではありません。
しかし、とにかく「足が速い」ことが求められます。
やはり、速く走ることというのは、ある程度の運動神経がなければ難しいと言えます。
・バスケットボール
最後は「バスケットボール」です。
バスケットボールは、野球やサッカーに比べてコートは狭いです。
しかし、その分頭も体も休めることができず、常に最善の手を判断し、その通り体を動かすことが求められます。
また、攻守の入れ替わりが早いため瞬発力も求められますし、もちろん足の速さも必要です。
狭くて人数が少ないからこそ、特に運動神経が重要です。
ゴルフと運動神経にあまり関連はない?
上記のように、スポーツの多くに運動神経という壁が立ちふさがります。
しかも、運動神経が良い悪いというのは、ある程度小さいころに決まってしまっているため、大人になってから変えていくというのは、非常に難しいです。
しかし、スポーツの中でもゴルフは運動神経とあまり関連性がないと言われています。
その理由はどこにあるのでしょうか。
もちろん、プロゴルファーになろうとした場合、一定以上のセンスや運動神経、さらには努力というものが必要になってきます。
しかし、あくまで趣味の範囲でゴルフをする場合、ゴルフは「速く走る・高く跳ぶ・遠くに投げる・瞬発力」という、持って生まれた能力やセンス・運動神経などに左右される部分が非常に少ないです。
止まっているボールを、自分が狙ったところにだいたい飛ばすことができれば、ある程度のスコアを残すことができるでしょう。
もちろん、その「狙ったところに飛ばす」ということが難しいのですが、他のスポーツに比べれば気に掛ける部分が少ないということです。
そのため、ゴルフは運動神経との関連性が少ないと言えます。
野球やサッカーといった、運動神経が必要となってくるスポーツは、定年を超えて60歳・70歳になって続けているという人は非常に少ないです。
それは、年齢を重ねるにつれて、運動神経というのは落ちてきてしまうからです。
これは、人間の体の構造上やむを得ないと言えます。
しかし、ゴルフはそういった年齢になっても続けている、むしろある程度年を取ってからゴルフを始めたという人がたくさんいます。
これは、ゴルフがいかに運動神経と関連がないかということの証明ではないでしょうか。
また、男性と女性が同時に楽しむことができるという点も、ゴルフと運動神経の関連のなさを表していると言えます。
女性は、男性と比べて運動神経や筋力が劣ってしまう傾向にあります。
そのため、多くのスポーツでは、趣味として楽しむ場合も「男性」と「女性」というのは分けられています。
ゴルフも、もちろんプロの世界は男女別に成り立っています。
しかし、趣味で楽しむ場合は、男女一緒にコースを回ることができます。
野球であれば、趣味であっても男女一緒にプレーするというのは、あまり考えることができないでしょう。
確かに、ゴルフにおいても男女が全く同じコースを回るということはしません。
女性は、男性よりも短いコースを回ることになります。
しかし、あくまで同じコースを、女性の方が前からスタートするなどして距離を短くするだけです。
男性用のゴルフ場、女性用のゴルフ場というのは存在しません。
そのため、ゴルフであれば、男女がコミュニケーションを取りながら同じコースを回ることが可能です。
これは、他のスポーツには見られない大きな特徴です。
ゴルフが、いかに運動神経との関連性が小さいかということが分かっていただけたでしょうか。
運動神経を必要としない上達方法とは
ここまで読んでいただいたみなさんがもっとも気になっていることは、「じゃあ運動神経がない人は、どうやったらゴルフが上達できるんだ?」ということではないでしょうか。
そこで次は、運動神経を必要としないゴルフの上達方法について詳しく説明します。
・ゴルフを好きになろう!
まずは、とにかくゴルフを好きになりましょう。
好きになることで、ゴルフのことをもっと知ろうとしますし、努力しようとします。
好きになることに運動神経の有無は全く関係がありません。
ゴルフが上手い方は、必ずゴルフのことが誰よりも好きです。
・プロのゴルフを見よう!
次も、誰でも簡単に行うことができる上達方法です。
ゴルフに限らずスポーツを上達するには、「上手な人のプレーを見ること」が一番手っ取り早いです。
しかし、みなさんの周りにそこまでゴルフが上手い人がいるとも限りません。
そこで、誰でも参考にできるのが「プロゴルファー」です。
多くの人は、「プロゴルファーなんてレベルが違いすぎて見ても参考にならない」と考えてしまいます。
確かにレベルは大きく違うでしょう。
しかし、参考にすべき点は多々あります。
細かい技術というよりは、「体の使い方」です。
初心者の方は、ボールが右に飛んだり左に飛んだりと安定しません。
プロの方は、狙ったところに真っすぐ飛ばすことができます。
それは、体を正しく使えているからに他なりません。
プロの体の使い方を学ぶためにも、実際にプロの人のプレーを見て、その動きを真似してみましょう。
それだけで確実に上達することができます。
プロの人のプレーは、実際にツアーに顔を出してもいいですし、テレビ越しでも構いません。
テレビ越しの方が、打っている姿を確実に後ろから見ることができるため、体の動きを理解するには良いかもしれません。
・体の使い方と球の飛び方の関係を理解しよう!
最後は、少し細かい話になります。
ゴルフは、「結果」と「原因」の関係が非常に強いスポーツです。
例えば、「体の開きが早い」という原因があれば、「球が左に飛ぶ」という結果が出てしまうのは必然と言えます。
逆に、「体が開かずに壁を作って打てた」という原因があれば、「球が真っすぐに飛ぶ」という結果が出ます。
そのため、体をどのように使ったら、球はどのように飛ぶのか、ということを理解することがとても重要です。
理解するのに、運動神経の有無は関係ないでしょう。
それだけで、ゴルフ上達への一歩を踏み出すことができます。
いかがでしたか?
運動が苦手な方でも、ゴルフを楽しむこと、上達することは可能です。
「私、運動音痴だしゴルフやっても笑われるだけだから」、と諦めてしまわず、まずはゴルフに挑戦してみましょう!
なお、鎌倉パブリックゴルフ場では、「ゴルフって興味はあるけど、始め方がわからない」
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