ゴルフ会員権のメリット・デメリットとは?
2018.01.29[月]
ゴルフを始めて、長く続けるにつれ、「ゴルフ会員権を持ったほうがお得なのでは?」という考えが浮かぶことは当然だと思います。
会員権を持っていることで、そのゴルフ場でいろいろな特典が受けられ、ゴルフライフがより快適になるなら、購入は当然でしょう。
逆にデメリットが有るようなら、購入しないほうが良いでしょう。
どのようなメリットとデメリットがあるのかが明確になれば、購入の参考にもなると思うので、ここでご紹介します。
■ゴルフ会員権とは
ゴルフ場の運営スタイルは主に2つあり、一つは、会員権を発行して資金を集め、会員が優遇される「メンバーシップコース」、もう一つは会員でも非会員でも平等に扱われ、誰でもプレイできる「パブリックコース」となっています。
パブリックコースでも月額などが安価な会員制を導入している場合もありますが、一般的にゴルフ会員権という場合は、メンバーシップコースの会員権のことを指します。
購入は主に会員権取扱会社を介して行い、購入に際して必要な費用は、当該ゴルフ場のゴルフ会員権価格、取得手数料、ゴルフ場に支払う手数料である名義変更料(名義書換料)、年会費となっています。
■ゴルフ会員権を取得することで得られるメリット
そのゴルフ場の会員権を取得すると様々な特典を受けられます。
まず、予約が優先的にできるので、プレーできる日の幅が大きく拡大します。
極端な話、ゴルフ場の対応によって異なりますが、当日に予約無しで一人で行っても、プレーを融通してもらえることもあります。
友人とラウンドする際にも、自分がゴルフ会員権を持っていることで、同伴者を含んだ予約もスムーズになります。
また、プレーフィーはビジターに比べて安いメンバーフィーが設定されています。
会員権を取得したコースをホームコースとしていて、利用頻度が高いならコスト的にも大きなメリットになるでしょう。
メンバーシップゴルフ場で開催される月例競技会への参加もできます。
月例競技会とは、メンバーでなければ参加できない正式な試合で、この大会に参加することで、腕試ししたり、メンバー同士顔見知りになり、ゴルフコミュニティの幅が広がるようなこともあります。
さらに、コースに所属していると公式ハンディキャップが取得できるメリットもあります。
■種類や特典によってはデメリットに感じることも
せっかくゴルフ会員権を取得しても、あまり得をした感じがしないとか、ステイタスに感じなければデメリットになってしまいます。
かつては投機の対象になるほど高騰したゴルフ会員権ですが、今では価格も落ち着き、保有しているだけでは社会的なステイタスになりません。
また、平日会員や週日会員など、プレーに制限のある会員では、会員権の恩恵をフルで受けられず、不満に思ってしまうかもしれません。
近年は、ゴルフ人口の減少により、ゴルフ会員制度を導入しているメンバーシップコースでも予約がしやすくなり、ゴルフ会員権のメリットがだんだん薄くなっている現状があります。
お気に入りのゴルフ場があるなら会員権を取得するのもありですが、安価な会員制を導入しているコースが有るなら、そこの会員になって恩恵を受けるのもありでしょう。