ゴルフ初心者におすすめのアプローチ練習方法
2017.07.01[土]
アプローチはゴルフの小技の中でも、上達がスコアアップに直結すると言われる重要なテクニックです。
ドライバーで豪快に飛ばすのは爽快ですが、アプローチショットでピタリとピンに寄った時の快感もゴルフの醍醐味の一つでしょう。
そんな、成績向上と気持ちの良さを同時に叶えられるアプローチは、初心者の頃からみっちり練習して、自分の武器にしたいものです。
ここでは、アプローチショットの種類から初心者におすすめの練習方法までを紹介するので、参考にして下さい。
■アプローチショットの種類は“上げる”と“転がす”
グリーン周りまでボールを運んだらアプローチの出番ですが、状況によってショットを使い分けなければいけません。
まず、バンカーから打つ場合やボールとグリーンあいだにマウンドがある場合は、ボールを高く上げてピンのそばで少し転がるだけの「ピッチショット」が適しています。
また、同じようにグリーンとの間に障害物があっても、転がしたほうがより簡単に寄せられそうな場合は、ボールを上げて飛ばす距離と転がす距離が半々ぐらいになる「ピッチエンドラン」を選択します。
ボールは上げずに転がすことで寄せていく場合は「ランニングアプローチ」となります。
■アプローチの正しい構え方と打ち方
アプローチはドライバーのようにフルスイングしない、コンパクトなスイングになるので、それにあわせた構え方となります。
グリップは少し短めに持ち、グリップ中央で握るぐらいがちょうど良く、スタンスは右足と左足がくっつくぐらいに揃えるか拳1個分ぐらい空けて構えます。
ボールは右足寄りに置くと低く出て転がしやすく、高く上げたい場合は中央に置きます。
重心を左右均等もしくは心持ち左足に重きを置いて、アドレスの形は、クラブヘッドよりも手が目標方向に向かって先に出るハンドファーストにします。
スイング中は重心移動をせず、手首の角度はアドレス時のハンドファーストの形を維持します。
そうすることで、ダフリやトップの少ないスイングでアプローチショットを打つことができます。
■初心者におすすめのアプローチ練習(打ちっぱなし編)
打ちっぱなしには、30ヤードや50ヤードなど、距離別に看板が出ています。
その看板を目指して打って距離感を養う練習ができます。
また、低い高さでティアップして、ボールを芯で捉える練習が効果的です。
練習場では下に引いてあるマットでヘッドが滑ってくれるので、ミスショットでも飛ぶことがあります。
その間違った感覚を体が覚えないためにもティアップは有効です。
■初心者におすすめのアプローチ練習(自宅編)
自宅でも色々な練習ができます。
まず、パターマットのカップを目標にチップインを狙うぐらいでジャストの距離感を目指してみましょう。
また、練習ネットなら低い弾道、高い弾道の使い分けの練習もできます。
感覚を養う練習としては、クラブは使わず、右手でボールを持って、目標の場所に投げるという練習もあります。
これは、腕の振りやクラブでスイングした時の感覚を身につけるのに役立ちます。