ゴルフクラブのグリップの重要性とは?正しい握り方を覚えよう!
2019.01.30[水]
ゴルフプレイヤーと、ゴルフクラブとのつながりは、クラブのグリップ(握り方)の一点です。
そのグリップが間違っていると、当然クラブも思ったように動かせません。
今まで、思ったようにボールを飛ばすことができなかったのは、間違ったグリップをしていたからかもしれないのです。
グリップを直すだけで、飛距離を伸ばせたり、ミスショットを減らせたりしますので、ぜひ正しい握り方を覚えてください。
これからは、右利きを想定して説明していきますので、左利きの人は手を反対に考えて練習してみてください。
ゴルフクラブの握り方の重要性
グリップは、右手と左手で握るのですが、実は左手の握り方によって、どんなショットになりやすいかが決まります。
握り方一つでショットが変わるなら、グリップは侮れませんよね。
打ちたい球によって、左手の握り方は3種類に分けられます。
まず、スクウェアグリップという握り方では、ほとんど曲がらないストレートボールが出やすくなります。
スライスになりやすい方には、スライスが出にくいストロンググリップという握り方がおすすめです。
最後に、ウィークグリップという握り方では、反対にスライス系のボールが打ちやすくなります。
正しいグリップを身につけることが、ボールを真っ直ぐ打つための近道となりますので、自分の思い通りの球が打てずに悩んでいる人は、グリップを見直してみてください。
グリップ・握り方の種類
先ほどの握り方に加えて、左手親指の握り方には、ショートサム(親指を縮めて握る形)とロングサム(親指をクラブに沿って長くはわせるように握る)があります。
ショートサムは、親指にしっかり力が入ることでスイング中にも一体感のあるグリップですのでクラブ自体がぶれにくくなり 、より一般的な握り方になっています。
ここからは、右手の握り方の種類を3つご紹介致します。
1つ目は基本的なグリップで、プロでも一番多いのが、オーバーラッピングという握り方になります。
この握り方は、まず左手を握り、その上から左手の人差し指と中指のちょうど間に右手の小指だけが乗るように右手を握ります。
オーバーラッピングでは、左手主導でのスイングができ、右手の力が左手に比べて強くなりすぎることを抑えられます。
タメができることで飛距離もアップするかもしれません。
ただ、右手に力が入りづらくなる握り方ともいえますから、筋力が弱い方や、指が短い方にとっては、飛距離を落としてしまったり、スイングがしにくく感じたりするかもしれません。
そのため、オーバーラッピングは筋力に自信がある方におすすめの握り方といえます。
2つ目は、右手の小指を左手の人差し指と絡めるインターロッキングです。
こちらのグリップは左右の手に一体感があるため、筋力の弱い方や指の短い方でも、力が入りやすくなります。
3つ目は、テンフィンガーといって、左右10本の指を重ねずに握るグリップがあります。
ゴルフを始めたばかりの初心者のうちに、自分に合った正しいグリップを身につけておき、間違ったグリップにならないようにすることはとても重要です。
ゴルフクラブの正しい握り方を覚えよう
左右10本の指で、同じ強さになるように握るのが適切なグリップとなります。
男性なら握力の10分の3ぐらい、女性なら10分の5ぐらいで、同じ強さになるように握ってみましょう。
スコア100を切ってからは、更にグリップを追求することでスコアアップが期待できます。
例えば、ボールのコントロールが必要な場面ではいつもより短めに持つ、飛距離を出したいときはクラブが長くなるように持つなどがあります。
技術的にもまだ経験が浅い場合は、逆にスイングがわからなくなってしまいますので、グリップの位置を変えずに、まずは正しい握り方を覚えましょう。
自分に合った正しい握り方を覚え、ゴルフをもっと楽しんでくださいね。