ゴルフクラブにはどんな種類がある?それぞれの役割について理解しよう!
2019.01.30[水]
ゴルフクラブの基礎知識
ゴルフクラブには、打ちたいショットによって色んな種類のクラブが用意されています。
遠くに飛ばすためのウッド、中距離を狙いたい時のアイアンやユーティリティ、カップに近づけるためにグリーン周りで使われるウェッジやパターがあります。
それぞれのクラブの役割について、詳しくご説明していきます。
ゴルフクラブの種類と役割について
まずは、一打目のティーショットやグリーンに乗る前のフェアウェイで、長距離を打ちたい時に使用されるゴルフクラブがウッドになります。
ウッドは現在、金属製が主流ですがもともと木製だったこともあり、飛距離を出すためにクラブ自体が軽くて長く、他のクラブと比べてクラブフェース面が広く作られています。
ウッドの種類には、打ちたい距離によって番号が振ってあります。
1番から15番くらいまで販売があるようですが、一般的には11番ウッドくらいまでのようです。
1番ウッドはドライバーと呼ばれ、ウッドの中でも最も飛距離が長くなるよう設計されています。
1番以降の番手はフェアウェイウッド(FW)とも呼ばれ、番手の数字が大きくなるにつれ、飛距離は短くなり、高さは高く上がります。
次に、フェアウェイだけでなく、ラフやバンカーからも打てるように設計されているのがアイアンです。
アイアンにも番号が振られており、1番から4、5番あたりまでをロングアイアン、6番から8番をミドルアイアン、9番以降をショートアイアンと言います。
更に、近年登場したユーティリティは、ウッドとアイアンの中間の形をしたとても人気のクラブです。
4番アイアンと5番アイアンの間あたりの長さになり、ロングアイアンの代わりに使われることが多いです。
最後に、グリーン周りでボールをカップに近づけるアプローチショットに使用されるのが、ウェッジやパターになります。
ウェッジにも様々な種類あり、一番飛距離が期待できるのがピッチングウェッジ(PW)です。
PWはボールが低く上がり、転がりやすくなっています。
その次がアプローチウェッジ(AW)で、PWより高く上がり、飛びすぎないようになっています。
他にもボールを高く上げることができるのでバンカーでも使用されるサンドウェッジ(SW)やロブウェッジ (LW)です。
パターは、主にボールを転がすためのクラブです。
ヘッドの形状の種類にピンタイプ、L字タイプ、T字タイプ、マレットタイプがあります。
パターの打ち方によって合う形が変わってくるので、実際に打ってチェックしてみてください。
種類と役割を理解してゴルフクラブを選ぼう
沢山のクラブをご紹介してきましたが、実際にラウンドする際に使用できるクラブは、14本までと決まっています。
一般的にはウッドが3、4本、アイアンとウェッジで8、9本。
そしてパターは1本というセットが多いです。8、9本、パターが1本の組み合わせが多いようです。
最低でもウッドを1本、アイアンを3本、ウェッジを2本、パターを1本の計7本が必要になると言われています。
どういうセットでプレーするのか、クラブ選びもゴルフの楽しみの一つですね。