修理地の処置方法は?救済時はそのまま打つ?
2018.07.31[火]
修理地とは、コース内で工事している最中の場所のことです。状況によっては、ダメージを受けている芝生の養生などを目的として、工事が終わった後でも長期間修理地に指定されている場合があります。
通常は、修理地であることがわかりやすいように、青色の杭が打たれていますが、ゴルフ場によっては白線で囲まれているだけの場合もあるので、注意と確認が必要です。修理地にボールが入った場合、そのまま打つことも可能ですが、救済を受けることもできます。
修理地で救済を受けてもペナルティは発生しません
ゴルフにはさまざまな場面でペナルティが発生します。そのため、修理地の救済を受けるにあたって、何かしらのペナルティが課せられると勘違いしていらっしゃる方は多いです。実際には、修理地で救済を受けたとしても、ペナルティは発生しません。
ペナルティを気にすることなく、そのまま打った方が打ちやすいか、救済を受けるべきか、状況に応じて判断することをおすすめします。
修理地からの救済ポイントはホール内の場所によって変わります
修理地からの救済ポイントは、修理地の場所によって変わってくるものです。ティーグラウンドからグリーンの間、いわゆる、スルーザグリーンの修理地にボールが入った場合には、ハザードとグリーンの外の場所で、ボールからもっとも近い場所を救済のポイントとしています。
バンカー内部の場合は、ホールに近づくことなく、バンカー内で修理地を避けられるもっとも近い場所が救済ポイントです。バンカーの内部にドロップできる場所がない時には、例外的に1打分のペナルティを受けて、バンカー外が救済ポイントとなります。
まとめ
修理地の最適な処置は、状況によって変わってきます。修理地と救済ポイントの状況を考えて、自分がより良いショットを打てる場所を選ぶことが大切です。例外的にペナルティが発生することもあるので、きちんと確認してから最適な処置を考えてみて下さい。