ゴルフクラブのシャフトが折れた原因と理由
2018.03.01[木]
ゴルフクラブのシャフトを使用していると、時に折れてしまうケースがあります。
シャフトが折れてしまう原因は、そのケースによってさまざまです。
今回はケースごとに、シャフトが折れる原因と理由についてご紹介します。
■スイートエリアから外れるとシャフトが折れる場合があります
初心者の方であれば、品質的に問題がないドライバーであっても、上手にスイングできていないことで折れることがあります。
シャフトとは、フェース面の真ん中周辺をスイートエリアとして設計されているクラブです。
スイートエリアでボールを捉えることにより、スイングの衝撃をヘッドが吸収してボールに伝えてくれます。
しかし、スイートエリアから外れてしまうと、打点によってはテコの原理でシャフトが折れる原因になります。
■キャディバッグから無理矢理取り出すと折れてしまいます
キャディバッグからの出し入れでシャフトが折れることもあるので、注意が必要です。
初心者の方のなかには、キャディバッグからクラブを取りだす際、ほかのクラブにひっかかっているのに、無理矢理引き抜いてしまう方がいます。
シャフトに限らず、クラブは非常にデリケートなものであるため、強い衝撃が加わると折れてしまいます。
特に、買ったばかりのシャフトであっても、シャフトの真ん中よりグリップ側で折れると保証対象外です。
真ん中よりグリップ側、もしくはグリップのなかから折れる原因は、クラブの誤った抜き方が原因だからです。
■内部にダメージが蓄積して折れることがあります
普段からシャフトを雑に扱っていると、内部に衝撃が蓄積して、普通にショットを打つだけでも折れてしまうことがあります。
シャフトが折れるということは、そのまま後ろや横に飛んで行った場合、いっしょにプレーしている方々にぶつけてケガをさせてしまう恐れがあるということです。
プレー中に誰かがケガを負うような事態になれば、ゴルフを楽しめなくなりますし、日常生活にも支障を生んでしまいます。
普段からクラブに負担を蓄積しないよう、ていねいに扱うことが大切です。