ゴルフ上達のための下半身の鍛え方
2018.02.28[水]
初心者の方のなかには、ゴルフでボールを遠くへ飛ばすためには、上半身の筋肉を鍛えることが重要だと考えている方がたくさんいます。実際には、上腕二頭筋をはじめとした腕の筋肉以上に、下半身の筋肉を鍛えることが大切です。そこで今回は、飛距離を伸ばすための下半身の鍛え方をご紹介します。
■ゴルフを上達させるためには下半身のトレーニングを取り入れましょう
飛距離を出すためには、クラブのヘッドスピードを上げることが必要であり、そのためには腕の力をなるべく抜いて、リラックスさせた状態でスイングすることが重要となります。下半身の筋力を安定させることで、バランスのとれたフォームでのゴルフスイングを実現できるようになります。ゴルフを上達するためには、無理のない範囲で下半身のトレーニングを練習に取り入れることが大切です。
■短い時間で下半身を鍛えられるスクワット
下半身を鍛える上で一般的なトレーニングにスクワットがあります。スクワットにきついトレーニングという印象を抱いていらっしゃる方はたくさんいますが、負荷が高い分だけ、短い時間で効果的に下半身を鍛えられます。スクワットは、両手を頭の後ろで組み、足は肩幅程度に開き、膝を90度ほど曲げてもとに戻すトレーニングです。この際、膝がつま先よりも前に出ないように注意することが大切です。フォームが乱れていると、下半身を痛めてしまう原因になります。
■膝を沈めて素振りを行うことで下半身が強化
ゴルフスイングの素振りを行うことでも、下半身を鍛えられます。下半身を鍛えるために素振りを行う際には、普通の素振りと比較して、5センチほど膝を沈めて行うようにすると効果的です。膝を沈めた分だけ下半身に大きな負荷がかかり、負荷の分だけ鍛えることにつながります。下半身を鍛えられる上に、ゴルフのフォームを修正することにもつながります。ただし、いきなり膝を沈め過ぎると下半身に負荷がかかりすぎて痛めてしまう恐れがあるので、最初は軽めの負荷で行うことが大切です。