左利きゴルファーのための右打ちのコツ・ポイント
2017.03.01[水]
スポーツ界では、プロ野球のサウスポーやサッカーのレフティーなど、左利きであることが選手として有利になることが多々あります。
しかし、ゴルフの場合は練習場に左打ち用の打席が極端に少なかったり、左打ち用のクラブの品揃えが悪かったり、コースの基本設計が右打ちを前提にしていたりと、左利き本来の打ち方である左打ちは不利になっています。
そこで、左利きで右打ちをするゴルファーのみなさんに向けて、右打ちのコツやポイントを紹介します。
■左利きの右打ちはメリットにもなる
良い右打ちのスイングは、クラブを振り上げるテークバック、振り下ろすダウンスイング、インパクトした後のフォロースルーの全てで左手がリードして、右手は添えるだけという感覚です。
スイングを主導する左手が利き手ですから、ボールを打ち出す軌道や飛ぶ方向をコントロールするには左利きが有利になります。
わずかにデメリットなのは、押し込むほうの右手が弱いので、右利きの右打ちより飛距離が短くなってしまう点です。
■右手は添えるだけで意識しないことが大事
スイングの時に、利き手ではない右手を意識すると、左利きの右打ちは難しいというイメージを持ってしまいますが、利き手である左手でスイングをコントロールすることを意識すると、格段にスムーズなスイングができるようになります。
右手は基本的に添えるだけで良いのです。
そしてスイングが安定したら、腰や背骨などの回転を使った身体全体でのスイングを意識して、クラブのヘッドスピードを増すことで飛距離を伸ばしていきましょう。
■右打ちに慣れるためのコツは片手打ち
左利きの人が普段使うことの少ない右手でのスイングを苦手にするのは当然です。
添えるだけと言っても、左手と一緒にスイングするのですから、多少の意識はしてしまうでしょう。
練習方法としては、右手だけの片手スイングをしてみて下さい。
実際に右手がどのように動いてスイングしているのかが分かり、軽いスイングでも良いので、右手一本でボールを真っ直ぐ飛ばせれば、両手でのスイングもかなり上達します。
以上が、左利きゴルファーのための右打ちのコツ・ポイントとなります。
スイングを主導する左手が利き手であるというポイントを活かして、右打ちでもナイスショットを目指して下さい。