ゴルフでの飛距離は夏と冬とでなぜ変わるのか?
2018.02.28[水]
夏か冬、ゴルフを行う季節によって、同じショットでもボールの飛距離が変わってきます。具体的には、冬は飛距離が落ちる傾向にあります。今回は夏と冬で飛距離が変わる理由をご紹介します。
■冬は防寒着の影響で満足にスイングできません
冬に飛距離が落ちてしまう原因は、服の着ぶくれです。夏は軽装でゴルフを行うため、服装に邪魔されることなく存分にスイングできます。一方で、冬の場合、寒過ぎると筋肉が縮こまって思うように身体がまわらなくなるので、体調を崩さないためにもかならず防寒対策は必要です。段々と防寒対策を行いながらゴルフを楽しめる冬用のウェアも登場しています。防寒用のアウターや帽子、手袋などを比較して、快適に動けるものを選べば、防寒着によるショットの影響を少なくできます。
■寒さでボールの飛距離が短くなってしまいます
快適にスイングできる防寒着を選んでも、ゴルフボールの反発力が寒さで低下しているため、注意が必要です。気温が下がればボールの硬さは増し、硬くなった分だけボールは飛びにくくなります。対策としては、プレーを開始する際にあらかじめボールを数分間お湯で温めて使用することが考えられます。2つボールを用意して、1ホール毎にボールを取り替えると効率的です。
■飛距離の変わり方は人によって異なります
ボールの温度によって変わる飛距離は3ヤード程度と言われています。しかし、実際にプレーしてみると、人によっては飛距離がほとんど変わらない方もいます。事前の練習を通して、冬のボールの感覚をチェックしておくと、自分にとって対策が必要か不要か判断することが可能です。
■冬ゴルフならではのコースマネジメントを楽しめます
同じゴルフ場であっても、夏と冬でその様子は大きく変わってきます。具体的に確認できることは、ゴルフ場に一部凍っている部分があることなどです。そのため、冬の時期には、冬にしか楽しめない独自のコースマネジメントを考えられます。興味がある方は、ぜひ普段とは違った冬ゴルフを楽しんでみてください。