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ゴルフのパット時の適切な距離感とは

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ゴルフ上達の近道として、パッティングが上手くなることがあげられます。
短い距離を打つパットは地味に思えますが、もし3パットばかりだと、18ホールで54打も打ってしまうことになり、100切りも遠くなってしまいます。
3パットを2パット・1パットにしていくためには、「距離感」が大事なのですが、それを養うためのポイントをご紹介します。

■距離感を養い距離の基準を作る

パッティングでの距離感とは、5mの距離を自分の中の5mの力で打ち、ボールを転がして5mの位置に止められる感覚の事を指します。

5mのつもりで打っても、6mとオーバーしたり、4mとショートしてしまうことが頻発するのは、距離感が甘く、力加減ができていないからです。

5mなら、どれだけのパターの振り幅で、どれだけの力をインパクトに込めればちゃんと5m転がる、ということを練習で繰り返して、基準を感覚として体に憶えさせなければいけません。

2~3mなら自宅での練習でもマットを使ってマスターできるでしょう。
5mともなると家でそれだけの距離を確保するのは難しいでしょうから、練習場で練習することになります。

■距離感を養う練習法

具体的な練習法は何通りかあります。
まず、目を閉じてパッティングしてみましょう。
目を閉じることで余計な情報をシャットアウトして、パットの振り幅、力の入れ具合だけに集中できます。
どれだけ振って、どれぐらいの力なら何m転がるのかということを確認しておきましょう。
また、パッティングの際にカップだけを見ながら打つのも効果的です。

ゴルフでは基本的にはボールを見て打つものですが、距離感を養うために、目標となるカップを直視しながら打ち、この距離にはこの強さ、というものを自分の中で確定させるのです。
わざとオーバー・ショートさせるのも有効です。
距離を合わせようとしすぎると、なかなかピタリと合わせることができずにあせることもあります。
5mを目標とする時、わざと6m、4mと距離を外すことで、力加減を憶え、5mに近づけていくのです。

■距離感と傾斜の掴み方

距離感が掴めても、傾斜を考慮に入れないと失敗パットが多くなってしまいます。
同じ距離を打つのに、傾斜が上りと下りでは、打つ力は大きく変わってきます。

カップまでの距離が5mの場合、自分の基準に合わせて、5mの強さでパッティングします。
しかし、上りだった場合は7mぐらいの力、下りの場合は3mぐらいの力というように、傾斜に合わせて力を加減する必要があります。

その力加減は斜度によって異なるので、経験が必要になります。
練習グリーンで傾斜のある場所を探して、距離感&傾斜という要素を自分の中で上手く消化できるように、感覚を掴むことを目標に練習する必要があります。

ゴルフでいつものように3パットしてしまう人は距離感が掴めていないことが原因の場合が多くなります。
自身の中に、確固たる距離感を養っておけば、傾斜があったり、雨で芝が重くても、基準をベースにして力の加減を加えれば対処できます。
繰り返しの練習で適切な距離感を掴んで、パット上達に繋げてください。

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